東京大阪間の新幹線料金を格安にする方法の裏技的手法として、株主優待券を活用する方法があります。東海道新幹線を営業路線としているJR東海の株主(毎年3月31日の株主名簿に記録された株主)に対して、株の所有株式数に応じて発行されている『株主優待割引券』を使うと、新幹線料金を最大2割引きで購入する事が出来るのです。

 

東京大阪間の新幹線料金の場合、通常『のぞみ』の指定席運賃は14,450円ですが、株主優待割引を利用すれば、2割引きの場合11,560円で購入する事が出来るのです。

 

しかも通常料金の新幹線チケットを割引価格で購入するだけなので、『ぷらっとこだま』のような制限もほとんどありません。

 

非常にお得な割引制度ですので、早速その利用方法をご紹介です。

 

JR東海の株主優待割引券を入手する方法

株主優待割引を利用するので、正攻法は、JR東海(東海旅客鉄道)の株主になればいいのです。その株主になる為に必要な金額は、約215万円です。(2015年11月の株価より)

 

しかも、これは最低単元の100株しか購入出来ない金額です。100株ごとに株主優待割引券が発行され、1枚だと1割引きにしかなりません。よって片道新幹線料金を2割引きにするには2枚必要になります。往復の場合は4枚です。

 

JR東海の株価に換算すると、約860万円必要になり、株主になって株主優待券を入手するのは現実的ではありません。

 

しかし、それ以外でも入手する方法は存在します。金券ショップもしくはオークションで購入する事が出来、1枚1,000円前後の値が付いているのです。往復割引で利用したい場合は、4,000円前後の費用が先にかかる計算になりますが、オークションサイトであれば、4枚で3,000円ぐらいで入札出来る場合もあります。

 

また、有効期間もある為、有効期間ギリギリになってくると安く販売されるケースもあります。

 

 

株主優待割引券を新幹線で利用する方法

折角手に入れた『株主優待割引券』ですが、割引価格で切符を購入する事が出来るのは、JR東海の営業路線内各駅のきっぷ売り場です。よって東京や大阪で株主優待割引を利用して新幹線チケットを購入する場合、注意が必要です。

 

東京の場合、各駅のみどりの窓口では利用できないのです。ただし、JR東海ツアーズの支店での取り扱いがありますので、東京駅八重洲北口改札そばのJR東海ツアーズ東京支店がお勧めです。

 

大阪で購入する場合は、新大阪駅の新幹線中央口横に東海ツアーズ新大阪支店があり、便利です。

 

 

株主優待割引券が効果的に使える時期

冒頭でも解説しましたが、東京大阪間の新幹線料金の場合、通常『のぞみ』の指定席運賃は14,450円なので、2割引き11,560円で購入しても、『株主優待割引券』の取得に約2,000円かかっていれば、約1,000円しかお得ではありません。

 

それなら、金券ショップ等で最初から回数券を割引価格で購入した方が良いケースもあります。しかし、『株主優待割引券』を購入する時期『株主優待割引券』を利用する時期によって大変お得に新幹線チケットを購入する事も出来るのです。

 

株主優待割引券を東京大阪の新幹線で賢く使う方法①

『株主優待割引券』の最大のメリットは、回数券の利用が出来ない繁忙期でも使える事です。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始を含め、一年中いつでも利用する事が出来るのです。

 

更に、『株主優待割引券』は、往復割引のように乗車券にしか割引が効かないといった事もありません。乗車券と特急券、両方に適用されますし、更にグリーン券料金でも使えます。

 

よって、新幹線チケットの代金が高ければ高い程、割引金額も高くなるのです。『株主優待割引券』を入手したら、たまには贅沢、グリーン車に乗っては如何でしょうか。

 

 

株主優待割引券を東京大阪の新幹線で賢く使う方法②

株主優待券の有効期間は1年間で、6月1日から翌年5月31日迄となっています。そこで、賢く使う技としてお勧めなのが、有効期間5月31日直前に『株主優待割引券』を購入して、5月31日迄に新幹線のチケットも購入する方法です。乗車券の有効期間は『株主優待割引券』の有効期間とは別物です。

 

例えば、5月30日に『株主優待券』を安く入手し、5月31日に6月15日乗車のチケットを購入した場合、新幹線チケットの有効期間は6月19日となります。(5日間有効の為)

 

例えるならば、賞味期限ぎりぎりの食品を安く買うイメージです。ギリギリで購入しても乗車券そのものは通常チケットになります。よって制限がほとんどないのが魅力です。

 

 

株主優待割引券の注意事項

 

他の割引制度、往復割引、学生割引、団体割引、乗継割引、身体障害者割引、ジパング倶楽部等の割引と一緒に使えない事にはご注意ください。

 

割引価格で比較すると、『JR・新幹線宿泊セット』にはかないませんが、繁忙期にどうしても日帰りしたい時には重宝する格安にする方法です。