新幹線こだまに乗って格安運賃の恩恵を受ける方法ですが、まずは基本情報、東京と大阪間を走る新幹線は東海道新幹線ですが、2015年現在、その新幹線の種類は3つ、『のぞみ、ひかり、こだま』です。

 

それでは順番に乗車時間と料金の違いについて説明します。

 

新幹線 東京大阪間の乗車時間について

 

東京と大阪間の新幹線の乗車時間で比較すると、『のぞみ』は約2時間30分、『ひかり』は約3時間、そして格安料金がある『こだま』は、約4時間かかります。

 

ここで約○時間と表記しているのは、ダイヤルによって、数分程度の乗車時間の差があるからです。

 

同じルートを走る新幹線なのに、最大約1時間30分も差が生じてしまうのは、新幹線が停車する駅に違いがある為です。

 

新幹線の中に、快速特急、急行、各駅停車の3つがあるというイメージです。

 

ここでいう、快速特急が『のぞみ』になり、東京から出発する場合、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の駅にしか停車しません。5つ目でもう大阪に到着です。

 

次に急行の位置にいるのが、『ひかり』です。新幹線のネーミングから一番速いイメージがありますが、実は2番目です。東京を出発し、品川、新横浜、名古屋、京都、以外に、小田原、熱海、三島、静岡、浜松、豊橋、岐阜羽島、米原のいずれかに停車します。これが1駅だったり、2駅だったりするので、同じ『ひかり』でも乗る時刻によって、乗車時間の差が一番大きくなります。

 

最後に各駅停車の『こだま』です。『こだま』は、新幹線の全駅に確実に停車します。ひかりでも停車しなかった、新富士、掛川、三河安城にも停車します。よって、のぞみに比べて、11駅も多く停車する分、時間がかかり約4時間という乗車時間になるのです。

 

新幹線 東京大阪間の片道普通運賃の比較

 

新幹線の料金、東京~大阪間、『のぞみ』の指定席運賃は、14,450円です。

 

時間がかかる『ひかり』と『こだま』は、それよりもぐっと安くなると思われがちですが、ドル箱路線の新幹線料金、それほど安くはありません。『ひかり』と『こだま』の指定席料金は同じで、14,140円です。

 

『のぞみ』に比べてたったの260円しか安くないのです。しかもこれは座席指定の予約が出来る指定席での事、自由席の場合は、料金均一で13,620円です。

 

 

こだまにしても、ひかりにしても、そして自由席にしてもほとんど差がない新幹線の運賃料金なのです。結局は長時間ゆっくり休みたいので、東京発の新幹線に乗車する方は、指定席で『のぞみ』を選んでしまうのです。

 

 

ここまでの情報ですと、新富士、掛川、三河安城駅から乗車する方を除いて、『こだま』に乗車するメリットは全くないと言っても過言ではありません。

 

しかし、『こだま』だけに特別設定された、超格安特別料金プランがあったのです。それが、『ぷらっとこだま』です。

 

新幹線 東京大阪間を約1万円で乗車する方法 『ぷらっとこだま

 

ぷらっとこだまは、普通乗車運賃というよりも、どちらかと言うと、JRみどりの窓口で販売している企画旅行のイメージとしてとらえた方が分かりやすいです。

 

JR東海ツアーズの募集型企画旅行であり、JR+宿がセットになった『ぷらっと・旅』シリーズのような新幹線ツアーに分類されます。

 

新幹線で東京大阪間だけしか利用できない、お得なサービスです。

 

しかも東京と新大阪の2つの乗車駅だけでなく、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都発でも利用できるのです。勿論、乗車区間が短くなればなるほど、新幹線運賃も安くなります。

 

そのお値段は、東京~大阪間での基本運賃10,300円です。こだまの指定席普通運賃14,140円に比べて3,840円、2割以上安くなるのです。

 

ぷらっとこだまのデメリットは、乗車時間が約4時間かかる事ですが、実はそれなりに制限もありますので、まとめてみました。

 

当日の販売はしていません

前日迄に必ず購入する必要があります。急に新幹線に乗る必要が出てきた時には利用できないサービスです。

 

予約変更は出来ません

予約時に設定した指定時刻発の指定席以外は利用できません。後から予約変更が出来ないので、新幹線に乗り遅れてしまうと新幹線代が無駄になるというリスクがあります。

 

更に、当日どうしても新幹線に乗車したければ、普通運賃の通常料金14,140円でチケットを買う必要が出てきます。(東京大阪間、こだま指定席の場合)

 

但し、手数料はかかりますが、新幹線利用前であれば、取り消し後、買い直し(俗にいう変更)をする事が出来ます。

 

途中下車出来ません

指定席が決まっているので、途中下車も勿論できません。富士山が綺麗だから、新富士駅でゆっくりしようなどといった、駅での景観を楽しむ事は出来ません。

 

乗り遅れた場合の払い戻しは出来ません

指定の新幹線に乗り遅れたからといって自由席に乗る事も出来ませんし、ぷらっとこだまは切符ではないので、払い戻しもありません。

 

 

ぷらっとこだま時間に余裕がある方が使うにはお得な制度ですが、当日にならないと分刻みのスケジュールがわからないといった忙しい方には向いていないサービスです。

 

また、繁忙期になると、11,800円と通常期に比べて、1,000円以上高くなる事に注意が必要です。(東京大阪間の場合)

 

一番のデメリットは、新幹線に乗り遅れてしまった場合に費用が無駄になるという事です。これでは、新幹線の時刻が気になって仕方ありません。そんな方には、『JR・新幹線宿泊セット』の方がお得かも知れません。

 

この新幹線とホテル予約がセットになったサービス、日帰りでは利用できませんが、東京~大阪間の終電は夜9時台に乗車して、到着が0時近くです。(因みにこだまの終電はもっと早く夕方6時台です)しかも結構混雑しています。それなら、一泊して朝早く帰った方が気分的にも楽というものです。

 

詳しくは、『JR・新幹線宿泊セット』でご確認ください。

 

さて、最後にぷらっとこだまのお得度ですが、東京大阪間はリスクの方が目立ちます。静岡東京間、名古屋大阪間、京都大阪間といった割と短い期間での利用の方が、お値段も手頃ですし、利用する価値が十分にあるのではないでしょうか。